東北支部と業務領域拡大や人材確保・育成について意見交換
2016年05月12日
【東北支部役員：中央は賢木支部長】
【挨拶する中野支部長】
【石巻：日和見公園にて】
５月９日から１０日にかけて東北支部と意見交換会を行いました。 震災後４年ほど開催を見送っていましたが、東北支部の計らいにより今回で５回目の開催となったものです。
冒頭、賢木東北支部長は「東北大震災でのご支援ご協力に心から感謝します。また、このたびの熊本地震被災者の皆様には心よりお見舞い申しあげるとともに１日も早い復旧復興を祈念します。北海道・東北は近い関係であり、このような機会を通じ更に懇親を深めたい。」と挨拶。中野支部長からは「東北支部とは長年の交流があり、このような意見交換会の機会は大変有意義と考えている。復興支援業務では北海道支部会員も携わってきたが、１日も早い復興のため今後も継続して支援にあたっていきたい。」と挨拶しました。
意見交換会では「補償コンサル業務領域の拡大」や「人材確保と育成」、「復興支援業務の対応」について両支部の実情と具体的な取り組みを報告し、とりわけ多くの会員が抱えている人材確保の課題は全国的な取り組みが必要であるとの共通認識に至り各支部との連携強化を確認しました。
【復興が進む石巻市街】
２日目は東北大震災で壊滅的な被災を受けた石巻市や名取市閖上地区を案内していただきました。５年経った今なお、当時の惨状を思い出させる地域が多く残っていましたが、いたるところで作業員や重機、大型トラックの姿もあり、着実に復興が進んでいる様子も見ることができました。東北支部の皆さんには大変お世話になりました。次回は北海道開催の予定です。
【名取市閖上地区：慰霊碑の高さは津波と同じ8.4m】