新年ご挨拶
2016年01月07日
(一社)日本補償コンサルタント協会北海道支部長 中 野 芳
新年明けましておめでとうございます。平成28年の新春を迎え謹んでお慶び申し上げます。皆様には日頃より、(一社)日本補償コンサルタント協会北海道支部の活動に対しまして格別のご理解とご支援を賜り支部会員一同、心より御礼申し上げます。
昨年を振り返りますと一昨年に引き続き大雪、台風、暴風雨、火山噴火と自然の猛威に見舞われ、社会資本整備の重要性を再認識した年となりました。まさに、防災・減災、老朽化対策、耐震化等を進めるための公共事業予算の大幅な拡大が不可欠と感じたところではないでしょうか。一方、昨年の北海道内における公共事業は国・地方問わず事業費全般に減速感が漂い引き続き厳しい環境におかれて、とりわけ用地補償関連事業費の伸び悩みが顕著となっており、こうした実態の脱却を図るうえでも公共投資予算の満額確保に大きな期待をしているところです。
今年は東日本大震災から5年目を迎えます。復興道路や復興支援道路の供用見通しも早まってきており、より復興が実感できる年となるようにしたいものです。昨年は北海道支部も土地建物等調査業務や用地総合支援業務、補償説明業務で支援にあたりましたが、被災されたみなさんの1日でも早い復興を願い、今年も引き続き積極的な支援にあたっていきたいと考えているところです。
さて、いよいよ「北海道新幹線3月26日開業」が間近に迫りました。東海道新幹線開業から50余年遅れの高速鉄道新幹線の乗り入れですが、低迷する北海道経済の底上げと地域の発展になるよう一道民としても大きな期待をしているところです。
おわりに、平成28年が皆様にとり明るく実り多い1年になりますことをご祈念し年頭にあたってのご挨拶とします。