特別講習会 「独占禁止法の遵守」を実施しました
2018年09月04日
後藤 支部研修委員長
9月3日（月）、道特会館（札幌市中央区）において、平成30年度の特別研修講演会（独占禁止法の遵守）を開催し会員各社から21名が聴講しました。本講演会は企業経営における法令遵守や綱紀の保持について再確認し、入札契約の透明性と公平で公正な競争の促進を確保することを目的に毎年度開催しているものです。
冒頭、後藤 卓支部研修委員長は「公共事業の一翼を担う業界として遵守しなければならない基本ルールを再確認する機会。発注者の信頼を得ていくためにも、しっかり認識して頂きたい。」と挨拶しました。
講演会では（公財）建設業適正取引推進機構 遠藤隆史 氏から「最近の独占禁止法の運用状況等」の説明や土地評価業務における不正事例等の紹介がされたほか、発注者との関係を間違えるとリスクを伴うので注意が必要と喚起する一方、コンプライアンスは職場の風通しを良くすることが重要で、そのことが結果として経営の効率化や起業者から信頼を得て競争力に繋がると指摘しました。
遠藤講師
聴講する会員