研修講演会「独占禁止法の遵守について」を実施しました
2016年09月06日
建設業適正取引推進機構：遠藤講師
９月５日（月）、建設業適正取引推進機構の遠藤相談指導部長を講師に招き支部の研修講演会「独占禁止法の遵守について」を実施し、２４会員２９名が受講しました。
講演の冒頭２０１５年が企業のガバナンスや不祥事の続発によって「企業統治元年」が皮肉な結果に終わったことを紹介。その上で「特定の者に権限が集中している。上司の指示や会社のため。」と言った社内風土が不祥事の起きる要素として多いこと、会社規模に応じたコンプライアンス対策の重要性、更に不祥事が発覚した際に属人的な問題なのか社内体質などかなど社内チェックが重要であると指摘しました。また、適正な業務運営では独占禁止法の目的と仕組み、禁止行為について過去の違反事件を例示して解説しました。法令遵守は企業経営にとって最も重要な事項なだけに受講した経営責任者は認識をあらたにしたところです。
