東日本ブロック会議、無事終了

2016年10月20日


 去る10月17日から18日に函館市(フォーポイントバイシェラトン函館)において「東日本ブロック会議」が行われました。

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歓迎挨拶する中野支部長

 今年度のブロック会議は北海道支部が運営担当し本部・関係各支部から44名が出席しました。

 冒頭、中野支部長は「熊本地震や台風災害で犠牲になられた皆さんにご冥福をお祈りする。復旧・復興に補償コンサル業界が支援にあたっているが、1日も早い復興を祈念している。新幹線開業の年に函館で会議の開催ができたことを嬉しく思う。ブロック会議の議題は難しい案件が多いが、是非、積極的な議論をお願いする。」と歓迎の挨拶をしました。

 本部坂田会長からは「台風災害では高速道路だけ繋がっていた。安心・安全な投資の継続は今後も必要。熊本地震による倒壊家屋の管理や撤去業務には会員が頑張っている。行政でできないところを下支えしており、業界の仕事をもっと周知しなければならない。協会の当面の課題はCPD。立ち上げの段階で叱咤も多いが、新規分野の開拓を含めて担い手の育成や業務の承継のためにも早く軌道に乗せる必要がある。来年40周年を迎えるが時代の変化を受け止めた運営が必要。」と挨拶がありました。

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協会本部:坂田会長挨拶

 初日の議題討論では、東北支部から「本部・支部・県部会の役割分担と連携」、関東支部から「CPD制度の今後の活用」、北陸支部から「担い手の育成について」、中部支部から「補償コンサルタント業の位置づけ」、そして北海道支部から「業務領域拡大の取り組み」を提起し各支部からそれぞれ意見を出し合いました。

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歴史・土木遺産群の視察

 2日目は道南地区会員のノース技研(株)布村社長から「函館には推奨土木遺産や近代土木遺産が多数点在しており歴史的価値も高い。歴史資源を生かし、これからの地域振興の可能性を探っている。」と函館漁港防波堤や日本最古のコンクリート電柱、笹流ダム、函館要塞などの土木・産業遺産群を紹介しました。また事業視察では北海道開発局函館開発建設部用地課の佐藤課長と松橋上席用地専門官から工事が進められている「高規格幹線道路函館新外環状道路事業」の事業概要と用地補償におけるコンサル業界のかかわりについて詳細に説明を受け日程を終えました。


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